土工構造設計 補強土壁 補強土壁工法は、土を補強する工法のひとつで、様々な場面で目にすることができます。盛土材料を補強材の帯鋼補強材と呼ばれるリブ付き帯鋼間の摩擦力を利用して、高い垂直盛土を可能にした工法です。 現在は、建設コストの低減と施工性改善、都市部での美観を目的に開発された、次世代型の補強土壁工法も数多く採用されています。 緑化補強土壁 緑化補強土壁工法は、補強土壁工法の技術を適用しており、重いコンクリートパネルに代わり、メッシュパネルと植生マットを用いているので、施工しやすくなっています。 安定性の優れた傾斜壁面の構築及び緑化が可能で、郊外や山間部において周辺環境と調和します。 鉄筋一体型大型ブロック積擁壁 ブロック間を鉄筋コンクリートで一体化した大型ブロック積擁壁です。 胴込め部には、従来のコンクリートに代わり、砕石を使用します。 従来のもたれ式擁壁に比べ、コンクリートボリュームの削減、コスト削減が可能となります。 プレキャストアーチカルバートブリッジシステム プレキャストアーチカルバートブリッジシステムは、内空幅4~12メートルのアーチ型のプレキャスト・コンクリート部材を、1対の現場打ち基礎の上に載せ、この上に盛土をすることで橋梁の代替えにすることができます。 3ヒンジプレキャストアーチカルバート 3ヒンジプレキャストアーチカルバートは、2分割式のプレキャスト・アーチカルバート工法です。コンクリート部材を左右交互に組み合わせ、3ヒンジでアーチ型に構築します。 この上に盛土をすることでカルバートや橋梁の代替えにすることができます。 土工構造設計では、主に補強土壁、大型ブロック積み擁壁、アーチカルバートの設計を行っており、ベテランから若手まで高度な専門技術を有しています。 豊富な経験に裏付けされた「設計力」であらゆるニーズに対応します。