宮崎神宮 御神幸祭「神武さま」のご紹介

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宮崎神宮 御神幸祭「神武さま」のご紹介

設計チームAです。

1029日(土)、30日(日)に行われた 「神武さま」に今年も参列してまいりました。

そこで、今回は、秋の宮崎を彩る県下最大の大祭として県民の多くに親しまれている「神武さま」をご紹介します。

「神武さま」とは、本来は、宮崎神宮の“御祭神・神武天皇”を指す物なのですが、

いつの頃からか “日向人の誇りや想い” が親しみとなって、

神武天皇のご偉業を称え、五穀豊穣を祝う、この”御神幸祭自体”を「神武さま」と称するようになりました。

このお祭りがいつ頃始まったかは、資料が散逸していて定かにはなっていませんが、

1785年(天明4年)の吉田家への「調書草稿」には、“御神幸祭”の記述が残されており、

宮崎県の皆さんに古くから親しまれてきた伝統行事の一つです。

神武さまを自分のお宮として信仰してきた町民が、お宮までの道のりが遠く、親しくお参りする事が出来ないため、

「せめて一年に一度御神幸を願って一家をあげて心ゆくまで拝ませてください」という嘆願書を提出したのが始まり・・・              とも言われております。

 

祭りは二日間行われておりまして、御獅子を先頭に行列が隊列を整え、宮崎市内の中心部を練り歩くのですが、この隊列には、2種類あります。

 

一つは、

「聖」と「静」で形容される「御神幸(ごしんこう)行列」

御獅子、御鳳輦(神輿)、女稚児、流鏑馬 等、

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もう一つが、

「俗」と「動」で形容される「神賑(しんしん)行列」

おきよ丸、太鼓、ミスシャンシャン馬、神々のパレード 等

 

隊列を見ていると、長い隊列の途中から急に ”雰囲気が変わった?”、と感じ取れると思います。2種類の行列、ご存知でしたでしょうか?

 

ちなみに、私は、「御神幸行列」に10年以上、毎年参列しております。

朝、お祓いを受け、神聖な気持ちで御神輿(神武さま)と過ごす二日間になります。

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近年では、行列の他にも県外の神楽披露など、多彩なイベントも企画されており、家族で楽しめるようになっています。

来年は皆さんも、お時間があれば、是非 「神武さま」へ足を運んでいただければと思います。

宮崎の歴史に触れる機会として、ご家族でいかがでしょうか? 

以上 今回は「神武さま」のご紹介でした。

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